2015年11月22日 (日)


本日は、東灘後援会のバス旅行で、市川町に来ています。

行きがけに、志位委員長の国民連合政府の呼びかけの演説DVDを見ながら、楽しく出発。

バスの中では、松本議員から、今日投票の大阪府知事選と大阪市長選への支援のうったえが改めてありました。

その後、岩見町長のお話を聞きました。
共産党の市議をされていましたが、まわりから町長選挙に出てほしいとの願いをうけ、2カ月弱の準備期間で立候補、8月当選した方です。

選挙では、50代の現職町長側から74歳とのことで高齢批判がありましたが、「年とってるかもしれないが、元気で仕事は出来る。何も問題ない。」とがんばったそうです。

高齢者が多い町で、高齢批判は逆の批判があるのかもしれない、と感じました。

見た目は、60代にしか見えませんでした。

「教師からなぜ町長になったのか?」
「保守の強いところでなぜ共産党で勝てたのか?」「議会とのこと関係は?」
など、質問ありました。

町長、ということからでなく、なぜ共産党に入ったのか、という話からされたのが、印象的でした。

子どもの頃、身近に一緒に働く人への部落差別がおかしいという思い。

子どもを6人育てた父母が毎日大変な思いをしながら働いている姿になんとかしたいという思い。

戦時中に命がけで戦争反対でがんばっていた政党があったという気づき、そういう中で、入党されたとのことです。

選挙では、 保守を含む地域の人、教え子ががんばってくれたとのことでした。

他にも、いろいろお話し聞けましたが、実直で、わからないことはわからないと認められる姿と、職員の失敗は最後は責任を持つ、という姿勢を示していらっしゃったのが、よかったです。

選挙でも、元町長の政策の批判はせず、そのワンマンさと逆の姿勢を示したスローガンにしたとか。


それにしても、今の大坂と比較してしまいます。

まともな人、保守でも革新でも関係なく、政治家はそうでないといけません。

2015年8月 3日 (月)

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  本日は、住宅都市局の外郭団体審査を行いました。午前中は、すまいまちづくり公社の関係で、三宮の東側にあるサンパルについて質疑しました。

 今、神戸市は、民間企業とともに三宮の巨大開発を計画しています。

 この最新の中身は、三宮の『再整備基本構想』(案)という形で7月に出ています。

 市長は「官民合わせて数千億円のオーダー」という言い方もしていますが、三宮周辺がびっくりするくらいつくり変えられる案です。...

 みなさんご存知でしょうか?

 その中で、サンパルの部分は、周辺のバスターミナルが分散しているのは問題だとして、巨大ターミナルの集積地となるのです。
  図案を見ると、中央区役所も勤労会館もともになくなっています。

 ところが、このことがまったくサンパルで営業している方たちなどの話も聞かずに進めているわけです。

 自分たちのお店が無くなった図をもとに、構想会議というところで、“よりよい神戸にしていくんだ”と議論されている・・・・。 当事者の気持ちをどう考えるのでしょうか。

  そして、そんな風につくられた町が、本当の意味で活性化することはあるのでしょうか。

 そうした思いで質問しました。 

 この後も、サンセンタープラザという外郭団体でも同じ視点で質問しました。 センター街のところで、ここは、区分所有者が400人もいます。
 

それこそ、頭ごなしで案を持ってきても、まとまるわけがありません。

 神戸をいい街にするのだったら、目の前の住民や団体、事業者の声を聞くべきだと思います。

 

2015年7月26日 (日)

現在、金沢にきてます。

毎年夏に行われている自治体学校という自治体関係者や議員が参加して学ぶ企画に参加しています。

先ほどの話では、安倍政権が進める「地方創生」が、「道州制」の前段階とされていること、その「道州制」は、地方の自治権を奪う形で戦争できる国につながってることなどの話に、「へー。」と感じ入りました。

「あなたの町は、消滅可能性都市だ」と脅し、「人口減っていくんだから、全国一律のサービスは出来ないよ。」
というのが、基本姿勢。

平成の大合併で農村部が疲弊し、苦しんでいるのに、その失敗にはほおかむりしながら、です。

「地方創生」は、まあアベノミクスで、地方が上手く行ってないから出てきた政策でもあるんですが、今ある地方の農家や中小業者や商店街を応援するのではなく、規制緩和で新しくもうけられる人たちのものです。

例として上がっていたのは、新潟市や兵庫県養父市のオリックスの農業参入。東京圏や関西での医療と都市開発(まさに神戸の三宮巨大開発と医療産業都市)、労働規制(大阪市の橋下さんが狙っていたブラック企業特区とか?)

同時に、それぞれの町が自主性を発揮して、基本的人権とか言われたらかなわないわけです。

その中で、自治体をさらに住民から遠ざけるのが、道州制です。

辺野古を例にするまでもなく、国の防衛(軍事)政策に地方が刃向かう自治体は邪魔です。

地方自治体の役割は、住民の幸福向上のために動かざるを得ません(変な言い方ですが)。一部でもその要望に応えないと首長も選挙で負けるでしょう。

それが国には邪魔です。

オスプレイ来るのはイヤ、米兵の犯罪もイヤ、騒音もイヤ、国にしてみれば「ワガママ言うな。安全保障はトータルの視点で考えさせろ。」となってるわけです。

安倍さん、人の話聞かないし、反対意見潰す、まさにそれが仕組みとしてつくられてきています。

戦前も地方自治体は、国の言いなりで、港の管理権限もありませんでした。
まさに、「日本を取り戻す」と言いながら、「戦前を取り戻」そうとしているわけです。

そういう視点から辺野古の問題を考えると、住民自治に大切さと可能性がみえる気がします。
知事がたんなるいい人ってことではありません。苦難の経験を通して沖縄県民が変わり、知事の認識も変わって今があるのです。

大阪都構想反対の結果もまた大切。地域の声聞かないで、合区しても本当の改革は出来ません。
生活者目線が必要です。

2015年7月 9日 (木)


  本日は、住吉の近くの海運堂というところをお借りして、住吉幼稚園のお母さんや閉園問題に

おかしいと声をあげている方たちとお話ししました。

 きだ県会議員、松本市議、赤田市議とともに。

 今、東灘区では、住吉宮町にある住吉・遊喜幼稚園の2か所が、そして全市的には

9か所の市立幼稚園の閉園が計画されています。

 父母やそこの園長先生まで、知らない中で、一方的に再来年の4月、そして園によっては来年の4月から募集を停止をする方針で動いたのです。

 すでに住吉と遊喜の閉園に反対する署名は、新聞発表から2週間程度で2000を超えて、明日、教育委員会に届けられるようです。

 神戸市の発想は、「これから子どもの数も減る。市立を無くしても、周りに私立の幼稚園があるのだから、そこに預けたらいいじゃないか。バスも運行してますよ。」

というものです。

 お母さんらからは、

「経験豊富な先生など市立の幼稚園のよさがある。」

「どうしても私立は障がいを抱えた子どもの入園に及び腰、その中で、この幼稚園は、いろんな子どもとともに成長できる場になっている。」 

「私立に入れる親はそこの教育方針(英語とか楽器とか)を選びながら入れているのに、逆に、もっと別のことでのびのび子ども育てたい、という思いにこたえてくれないの?」

「地域とのつながりが出来てきた。子どもたちが一緒に行事に加わったおじちゃんなどを教えてくれた。この絆を無くしてしまいます。」

「小学校の校区以外に行けば、父母も子どもも関係が一度断ち切れる。」

など本当にいろんな思いを聞かせてくれました。

  一番、私自身が心が苦しくなったのは、「まだ子どもには伝えていないんです。」と

いう話でした。 

「今、木を植えていて、卒園後も、この木の成長を楽しみにしてい

ます。そんな時に、あなたの通っている幼稚園が無くなるかもしれない、なんて言え

ない。」という話でした。 

 その後、文教こども委員会の赤田議員と住吉幼稚園をお訪ねしました。 

 これまでも外からも見えていたんですが、中に入ったら本当に広かったです。 

一部は、森みたいになっていて、レモンの木もさくらんぼの木も、菜園も、カメも小鳥

もなんでもいて(笑)、そこでできた食べ物を幼稚園で、その日は、お味噌汁にして食べていたようです。

 私の子どもが通ってる保育園は、すごく好きな保育園なんですが、100人程度にしては、園庭がとても狭くて、ここの子どもが50数名ということですが、面積は8倍はありそうでした。 

 すごくうらやましくなりました。 

 とくに、一人一人の子どもの鉢植えがでかくて、なすやキュウリ、プチトマトが出来てました。 うちは、残念ながら、そのスペースはとれないなあ。

 こういった環境を神戸市は、贅沢と考えているのでしょうか。

 閉園した後は、土地が売られ、大きなマンションになるんでしょうか。 

そんなことを考えながら、神戸市の対応に対して、改めて腹が立ってきました。 

 教育の質を下げさせたくありません。

 

2015年6月 5日 (金)

 『リアルに戦争法案の問題を語りたい』

    地域の日本共産党後援会用に書いた記事です。 

 つめつめの中身ですが、せっかくですからこちらにも掲載します。

  『リアルに戦争法案の問題を語りたい』

 私は今、毎日の宣伝や訪問の時に必ず戦争法案(政府:平和安全法制)に反対する署名を集めています。

 多くの方の心配の声と同時に、「周りの国も気になる。」という声、「自分には直接関係ないのでは。」との声もお聞きします。

 その時に私は、「日本とはまったく関係ないところで仲間が死ぬことは許されない。」と話しかけてきた元自衛隊員のことを紹介します。  

 また、自衛隊員の後方支援の形で、物資の補給や施設の建設、医師や看護師の派遣と多くの民間人が駆り出されることを伝えています。

 同時に、米兵の「救出」の任務、武器の輸送、治安維持活動は自衛隊員の命とともに、敵兵そして他国の国民を奪うことになり、それはそのまま日本をテロの対象とみなすことにつながるでしょう。

 ベトナム戦争の物資の搬出先ともなった神戸港ですが、先日、報道で神戸港には、三菱重工や新明和が進める潜水艦やその建造施設があり、標的になるのではないか、という指摘もありました。

 日本が「戦争する国」になり、まさに国民生活への直接的な負担と覚悟の無理強いが行われます。そのことをもっとうったえたいと思います。

2015年5月 3日 (日)


今年も家族と郡家地域のだんじりに参加中です。

お天気心配しましたが、今のところ持ってます。

気が付けば、はじめて参加してから10年目です。
この子らが生まれる前からですから、ほんと時間が経つのは早いです。

美味しいご飯も食べさせてもらって、今日も最期までがんばります。

この後、5時からクラッセでパレードです。

2015年4月11日 (土)

【3分で分かる神戸市政③『スグできる!神戸市改革~家計編~』】

3分で分かる神戸市政③『スグにできる!神戸市改革〜家計編~』】


子どもが小さいうちは、病気になるのは当たり前ですよね。みなさんと力を合わせて運動してきた『子どもの医療費を中学校卒業まで無料に!』の願い。実は、神戸市の予算の1%以下で、スグに実現できます。

同じ兵庫県で、すでに41市町村中30市町村も実現しています。


神戸市長は「少しずつ変えていきます」と言いますが、私は『子どもはすぐに大きくなります。今、困っているお父さんお母さんを支えられるよう、必要なことを今、すぐに改革してほしい』と議会で追究しました。


また、私自身も経験しましたが、保育所に入れない待機児童の問題は切実です。


なかなか保育所に入れず、私か妻か、どちらかが仕事をやめなければいけないのかとまで悩みました。私のところはなんとか入れたのですが、周りには保育所に入れず困っているお母さん・お父さん達がいます。これは、過去30年間一つも公立の保育所を作ってこなかった神戸市に責任があります。


「子育て応援」を掲げるなら、神戸市が率先して新しい保育所を作る、そのための予算もつけるべきだと、思います。

2015年4月 9日 (木)

3分で分かる神戸市政②『神戸と外交~神戸に基地が?~』】

【3分で分かる神戸市政②『神戸と外交~神戸に基地が?~』】

今、「安倍さんが怖い」という声が広がっています。先日、自衛隊のことを「わが軍」と言い、今なおこの言葉を撤回していません。

 

実は神戸港には、40年前まで米軍の基地がありました(六甲山頂にも米軍通信基地がありました)。ベトナム戦争などの時は神戸港が補給基地になっていたとのことです。当時、三宮などの繁華街では酔っぱらった米兵が沖縄のように事件を起こしていました。その基地を市民の声で撤去させて、今の平和な神戸港があるのです。

 

自衛隊のあり方が変われば、神戸港がまさに後方支援の拠点に戻るかもしれません。

 

ゴールデンウィーク明けにも、安倍内閣は自衛隊のあり方を大きく変える法律を提出しようとしています。 その中身は、これまで禁止されていた「戦闘地域」まで自衛隊が行くことを可能にするものです。


しかも、国会で『アメリカ側が先に攻撃した時、相手から反撃された場合は一緒に戦うのか』と日本共産党が問うと、安倍首相は否定しませんでした。


アメリカが先制攻撃をしたベトナム戦争やイラク戦争と同じ状況で、日本も戦争に駆り出される可能性がある、ということです。集団的自衛権によってイラク戦争に参加したイギリスでは、179名の若者が亡くなりました。

 

自衛隊のあり方が変わり、神戸港が補給基地に戻ってしまったら。今の時代、それこそテロの対象となるかもしれません。 


 だからこそ、今、この神戸から平和を守る声をあげたいと思います。


全国で100を超える市町村が、議会で集団的自衛権に反対の意見書や決議を可決しています。私は昨年9月の議会で、市長に、神戸市の長として明確に集団的自衛権の反対の意思を表明すべきだ、と訴えました。


平和な神戸を望むみなさんと一緒に、私はこれからも訴えていきます。

2015年4月 8日 (水)

3分で分かる神戸市政①『教育現場にて〜命を守りたい〜』

【3分で分かる神戸市政①『教育現場にて~命を守りたい~】
「子育て応援」神戸市はこう言いますが、私がこの8年間、痛感したのは、子どもたちの命や安全が軽んじられる状況でした。

御影のある学校では、避難階段がありません。火事になった時にどうするのか。なんと、縄ばしごのようなものを3階から窓のフックにひっかけて逃げるというのです。3階といえば歩道橋くらいの高さでしょうか…。当然危ないので、避難訓練で練習することもできません。学校と懇談し、これは大変なことだと議会で訴えてきました。そしてやっと避難階段が設置することになりました。 

学校にはいろんな課題があります。備品購入ひとつとっても予算待ちの現状です。安全面を後回しにするのではなく、もっと教育予算全体を増やして対応すべきではないでしょうか。子どもたちの命を守るということが、一番大事ではないでしょうか。

 私は神戸市の予算のムダを追求し、教育や安全面へこそ使うべきだと、引き続き訴えていきたいと思います。


雨の中での宣伝が続いています。
この時話しているのは、京都府城陽市で市議をしていた父です。

場所は、住吉山手9丁目です。

この後、私が、イノシン対策と土砂災害対策の話をしました。

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