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2010年7月17日 (土)

港湾視察

 参議院選挙の翌々日より神戸港の活性化を考えるために、日本共産党神戸市会議員団として各地の港湾の視察に行ってまいりました。

 神戸港は、かつて世界でも上位の貨物を扱い、アジアを代表する港として神戸市の経済を支え、雇用を支えてきましたが、残念ながら震災を経験し、今当時の面影はありません。 

 ちょうど、同時期に中国などの経済発展が目覚しく、国家レベルでのてこ入れが港湾に対して行われてきた結果、神戸港の取扱量は、世界ベスト30にも入らないような状況となっています。

 こうした中で、どう復権をするのか、あるいは違う形での発展はあるのか、この可能性を探りに他都市に行って来たわけです。

Photo

 島根県の境港。

ここは、日本の中で、ものすごく大きな港とは言えないわけですが、日本海側で、かつ新潟などとの潮流と比べると、温和な環境も生かしながら、中国との定期船をいかに確保し、ロシアを含む大陸との関係構築をいかに強めるのか、を考えていました。

 一方、国内との関係も考えています。

 広島県にある水島港は、瀬戸内に面しています。

ここの特徴は、県を挙げて、この水島の地を利用して、貨物を集め、効率化を図っていこうという態度だったと思います。 

 もともと、産業の集積地であるということもあり、 経済危機時も他に比べると影響は少なかったとのことでした。

Photo_3 は、大量の品物を運ぶことができます。 しかし、飛行機に比べると地理的な条件が大きく係わってきます。

 陸上輸送との関係で、いかにコストを下げ、運搬時間を引き下げることができるのか、ここが勝負です。

 先ほどの中国などに比べると日本の港湾の役割は曖昧であり、それぞれが少なくなっていく荷物の奪い合いに奔走している状況も少し見えてきました。

 日本では、空港の数が100近くあることが、そもそもの需要と供給との関係で無理があることが今指摘されていますが、港湾もこれまでの長い歴史的な経過から存在するわけです。

 当然そこに対する明確な位置づけが弱いままでは、競争には勝てない。というのは、容易に理解できます。

 私たちの考え方は、“国際競争力”の名の下にそこで働く関係者の労働条件を強化するものでも、船が来るあてがなくともとにかく条件整備のために過大な資本の投入をよし、とするものでもありません。

 それぞれの環境の中で、いかにその港の特色を生かすのか、その中で、生産性を上げることができるのか、を考える立場です。

 そういう意味では、「かつての栄華よ、再び。」という形を思い描くだけでは、神戸港の活性化は成り立たない。 むしろコツコツ地方からも荷物も取ってきて、貨物量を増やすという決め細やかさが必要ではないか、と考えています。

 追伸:境港周辺では、「ゲゲゲの女房」の人気も手伝って、水木しげる氏のキャラクターが公共・民間を関わらず、広く使われています。

Photo_2 こちらは、鬼太郎列車。

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